収穫作業
あいの里リハビリ苑のグラウンドには、柿が実っている木があります。
今年は、この柿を使って利用者の方々と2年振りに干し柿を作ろうということになりました。
まずは収穫。
「干し柿を作ろうと思っているので」と言うと、キチンと枝を残して切ってくださいました。
「葉っぱも落としてこうな」
んー、気が利きます。
収穫量はというと・・・
このくらい。
そして「干し柿にするんじゃったら、葉っぱも取っとった方が剥きやすいで」と葉っぱも取ってくださいました。
皮むき・吊るし作業
ここからは人数を増やして皮むき作業。
どうやってするのがやりやすいのか聞くと…
「ヘタの方から剥いた方が剥きやすいよ」
「皮が残ったら引きつるから下手でも皮はちゃんと剥かんといけんで」と教えてくださいます。
昔取った何とかとはよく言ったもので、おしゃべりして手元も見ていないのに、作業だけはちゃんと進んでおり…。サスガです。
でも、皮をむく包丁はこちらが用意した果物ナイフ。
「菜切り(包丁)でしかしたことないからやりにくいわぁ」とのご意見もいただきながら(笑)、皮剥き作業も終了。
次は剥いた柿を紐に吊るす作業。
通常、吊るし用の紐は「藁で編んだもの」を使うそうなのですが、今回はビニル紐で代用。
さすがに藁の紐と勝手が違うためか苦戦されていました。
すると、「お姉ちゃん手伝って」と高みの見物をしていたスタッフにご指名が入り、お手伝い。
「どうすればいいの?」と戸惑っていてもキチンと指示を出してくださいます。
干し作業
ここからは、スタッフの出番。
一度、熱湯にくぐらせ、2年前にも使った干し竿へ。
2年前はカビが生えてしまったりと、あまり出来はよくなかったので「今年は!」と願いを込めつつ吊るします。
これから寒くなりますが、美味しい干し柿ができますように♪