運動場に育つオリーブを使って♪
リハビリ苑運動場の端っこの方をよーく見て頂くと、オリーブの木がいくつかあります。
昨年、ただ落ちて行くオリーブの実をみて「もったいないなー」と思っていたのを思い出し、この実を使って高次脳機能障害や片麻痺がある利用者の方にでも何か出来そうな作業はないかなぁ…と思案して辿り着いたのがオリーブオイル作り。
作業工程と期間
収穫に1~2日、洗浄・乾燥に1~2日。
↑実を潰して揉むことで油分を出す(ジップ○ックを使用)
↑潰した実をガーゼで包んで絞り、一晩ほど置くことで果汁と油分を分離させる
↑分離した油分(上澄み)をこし、一晩ほど置く
↑詰め替え作業を行う
↑今回は小さい入れ物(醤油入れ)に4本半のオリーブオイルが抽出できました♪
詰め替え作業になかなか手間取りましたが、手にオイルがついてもこすって手に馴染ませればOK。
しかもサラサラになるという(笑)
一人の利用者の方を中心に行った作業でしたが、通所・入所の利用者の方数名にも収穫や潰す作業など、簡単な部分を手伝って頂きました。
出来たオリーブオイルを髪の毛や手に使ってみましたが…。
無添加100%自然素材のためなのか、市販のものと比べ、つけた後のベタツキ感が少なくサラサラ感が強かったように感じました。
うん、いい感じでした♪
来年は・・・
思いつきで行った今年。来年はもう少し多くの利用者の方と一緒に行い、採れたオイルで保湿やマッサージなんかも出来ればいいなぁ…と思っています。
収穫作業はみなさんとても積極的にされており、片麻痺の方もたくさん実をもいでいました♪
ただ、今回は楽しみにしていた収穫を前に別の方に収穫される…というハプニングもありましたので、「収穫を楽しみにしているんだよ!」というアピール(張り紙)も忘れずにしておくようにしようと心に誓いました(笑)