今年に入り日本の各地で自然災害が立て続けに起こり、7月の豪雨で私達の地元である岡山県も多くの方が被害にあわれ、自然の猛威の恐ろしさをより身近に
感じるようになりました。被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。
以前から私達のステーションも災害時対応については準備を行っていたつもりでした。災害時のマニュアル作成、緊急持ち出しバックや備品の用意、利用者の方
の緊急連絡票を作成しています。また、契約の際に災害時の避難場所の確認などを行い、利用者の方にも、日頃からできる自衛の方法を話題にするなど、意識付け
になればと行っていました。
しかし、先日、連絡協議会主催の研修で災害についてのグループワークがあり参加したスタッフから、実際に被災した地域に事務所を構える事業所についての報告を聞き、
私達の考えや準備がまだまだ現実的でなかったことに改めて気付かされました。
例えば医療器具の停電時の対応の仕方、充電時間の把握、避難の具体的な方法、現実的な避難場所、医療物品の必要な人は2~3日分の備蓄など、災害を想定し
考えなければならないことが、まだまだ多くあると思いました.
日々のニュースを見て日本中がいろいろな事を感じている今、他人事ではなく我が事として、利用者の方や御家族と共に考えていきたいと思います。
そして被災された方々が一日も早く、普段の暮らしに戻れることをお祈りしています。