皆さん知っておられましたか?過呼吸発作時の対処法が見直されていることを…

以前はペーパーバックを使って対応していましたが、現在は推奨されていないそうです。

過呼吸は、短い時間に「浅い呼吸」を早く行うことで起こりやすく、体内に酸素が増えすぎ血液中の二酸化炭素の濃度が極端に低下し、

息が苦しくなり、動悸、めまい・手足のしびれなどの症状が出ます。急な発作で、パニックになることがありますが、時間が経つと発作は治まり、

命にかかわることはないそうです。正しい処置を知っておきましょう。

まずは二酸化炭素濃度を上げましょう

◎胸に手を当ててゆっくり呼吸をしましょう

「息を吸う:息を吐く」を1:2の割ありで息を吐く時間を長めにしましょう。

周りにいる人は、背中に手を当て、「い~ち、に~い」と声を出して数えてあげるといいでしょう。

◎なぜペーパーバック法が危険なのでしょうか…

1.過呼吸だけでなく、他に重篤な病気である可能性もあるため

2.二酸化炭素を吸い込むことで、不安を助長させる

3.低酸素を招く

◎こんな時に救急車を呼びましょう。

1.手足または全身の痺れが改善しない

2.けいれんを起こしている

3.声をかけても反応が薄く、意識が遠のいている

 

発作が何回も現れる時は、精神的ストレスが要因かもしれません。心療内科を受診し、予防策等を相談しましょう。